The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Alnus glutinosa
ヨーロッパハンノキ
European Alder
種子：秋播きか３カ月間の低温層積が最もよい処理法である。
挿し木：挿し穂（時期不明）、傷つけ、8000ppmIBA粉末処理で、64％発根した。無処理では発根しなかった。一般的にこの種は種子から生産される。しかしながら、注目に値する切り葉の系統が２つある。'Imperialis
'と'Laciniata'であるが、これらはうまく発根させられる。ミスト下での'Imperialis'の７月中旬挿しについては、5000ppmの2,4,5-TP処理で７週間で34％発根し、5000ppmの2,4,5-TPとRootoneとの混合処理では58％発根した。６月下旬の'Laciniata'の挿し穂は傷つけ処理、8000ppmのIBA粉末とthiramの混合処理、ミストによって７週間で34％発根した。別の報告書は、'Imperialis'は3000ppmIBA粉末処理によって緑枝挿しで容易に発根するとしている。組織培養：若い親木の側生芽からの外植体を茎頂培養することで、多数のshootを誘導することができる。HortScience16:758-759(1981).HortScience16:453.Abst.400(1981).HortScience17:553.Abst.434(1982).
茎頂と側生芽を茎頂培養して多数のshootを得られる。Plant tissue culture 1982. Proc.5th Int.Cong.Plant Tiss.Cell Culture.Japan.Jap.Assn.Plant Tissue Cult.,Tokyo.Fujiwara(ed).pp.757-758(1982).