The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Aralia elata
タラノキ
Japanese Angelica-tree
種子：クリーニングした種子を秋に播くことができるが、春の発芽率は僅か５％になるかならないかと思われる。そうして得た植物も、秋に16インチ長、1/3〜2/5径になるかならないかである。種子は二重休眠で、３カ月間の暖温／３カ月間の低温期間を要求すると考えられる。しかしながら、ある報告は３カ月間の低温層積処理の結果、70％の発芽を得たとしている。
挿し木：根挿しが栄養繁殖の中では最もよい方法である。この種は豊富に吸枝を出すが、これは根挿しが効くことを表している。根は秋に堀だして貯蔵し、1/3〜2/5インチ幅で、４から４1/2インチ長が最もよく、温室内のポットに垂直に埋め込むか、春、暖かい土の中に地面下３〜５インチの位置に垂直に定植する。最初の生長期に６〜８インチの大きさになる。
品種 'Aureo-variegata'と 'Variegata'は、自根から発根するとすれば、根挿しで生産が可能である。もし斑が周縁キメラ（periclinal chimera）であれば、根挿しの効果はない。