The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Asimina triloba
ポーポー
Pawpaw
種子：種子（普通は２〜３個で、大きく、暗褐色）を繊維質から取り出さなければならない。発芽の遅れは、ゆっくりと浸透する種皮と胚の休眠によって引き起こされる。興味深いことに、南の地域で採れた種子は低温処理なしで100％発芽した。出どころの異なる３つの種子は、それぞれ２カ月間の低温層積で、それぞれ 50、62、82％発芽した。無処理の秋播きは発芽を促進しなかった。秋に播かれた種子は発芽まで２ヵ年間を要することもある。実生苗は長い直根をもつ。
挿し木：茎挿しでうまく発根したという報告は無い。ポポー（pawpaw）の群落はウルシ（sumac(Rhus)）のそれとは異なるのを筆者らは観察してきた。根挿しが効く可能性も考えられる。