The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Buxus sempervirens
セイヨウツゲ
Common Boxwood
種子：前処理を要求しない（発芽率72％）が、いくらかの低温（１カ月あるいはそれ以上）は発芽を均一化する（発芽率82％）。
挿し木：７月中旬、ホルモン無処理、砂で速やかに発根する。筆者らは、1000〜3000ppmのIBA溶液を推奨する。高湿度の実験装置内では、観察した挿し穂の100％が発根した。８月から11月にかけてが挿し穂を採るのによい時期である。９月下旬（バージニア）、４〜６インチ長、ミストで、培地とホルモンを変えて実験を行った。最高の培地は砂で、次がピート、それからパーライトであった。8000ppmのIBA粉末とthiramが最もよい結果を示した。２％のIBA粉末と Rootone10は焼け（burn）を引き起こした。Hormodin1、2、そして3も効果がみられた。オレゴンでの実験では、'Suffruticosa'がいろいろなホルモン処理にかかわらず、ほぼ同じ発根率（80％）を示した（0、2000ppmIBA＋1000ppmNAA、8000ppmIBA粉末＋thiram、４％dimetylformamide中の2000ppmIBA＋1000ppmNAA）。