The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Cercidiphyllum japonicum
カツラ
Katsuratree
種子：種子は小さくて翼をもつ。さく果は10月下旬か11月に、裂開する前に採取すべきである。果実を戸内で乾燥し、種子を振るいだし、ガラスかプラスチックの容器で40〜45ﾟFに保存する。種子は少なくとも３年間は活性を保つ。種子は前処理が必要無く、７〜14日以内に発芽する。もし発芽が３月に始まるのなら、１生長期で３〜５フィートの高さの植物が得られる。Katsuraの種子は41ﾟF〜99ﾟFの温度で発芽するが、最適なのは68〜77ﾟFである。
挿し木：７月中旬（カナダ）、堅い枝、２％IBAで発根した。６月下旬（カナダ）、６インチの緑枝挿し、下部の葉を除去、ホルモン無し、冷床、２度軽くシリンジして、９週間で76％発根した。緑枝挿し、６月、500ppmIBAで発根可能であると、デンマークからの報告書は指摘している。挿し穂は枝の先端から、最初の２組の完全展開葉を含んで採取すべきである。発根には10週間を要する。年長の筆者は実生株からの挿し穂を発根させたことはあるが、成熟したものからの挿し穂については無い。