The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Chaenomeles japonica
クサボケ
Japanese Floweringquince
種子：秋播きか２〜３カ月間の低温層積。果実は梨果（pome）で秋に採取すべきであり、軟化して、繊維（mash）から種子を取り出し、乾燥して密封した容器で冷蔵する。
挿し木：６〜７月の緑枝挿し、1000〜5000ppmのIBA溶液、ピート：パーライト、ミストで、容易に発根する。挿し穂は９月に発根した。根挿し、晩秋、1/4インチ径、２〜４インチ長、春まで冷蔵、育苗畦に水平に並べて、植物体になった。もし欲しい植物数が少ないなら、株分けや取り木を行ってもよい。
組織培養：茎頂を培養して腋芽を得ることができた（HortScience 15:432,Abst.455(1980)）。茎頂を外植体として、茎頂培養によりシュートを形成し、続いて発根させることができた（HortScience 17:190-191(1982)）。