The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Chimonanthus praecox
ロウバイ
Fragrant Wintersweet
種子：１月〜３月に開花し、果実は５月〜６月に熟する。種子（実際は痩果(achenes)）は小さな筒や壷の形状の花托に取り囲まれている。もし痩果が緑色〜褐色段階で播かれたならば、発芽率は90％かそれ以上である。もし果壁が堅くなったなら（７月以降）、発芽率は５％付近になると思われる。この段階の種子は３カ月間の暖温／３カ月間の低温期間が必要である。種子から生育の植物体は開花する大きさに達するのがしばしば遅くなる。
挿し木：困難と思われている。年長の筆者は、７月下旬（ジョージア）に採取し、3000ppmIBA溶液、ピート：パーライト、ミストで、材は堅く生長は停止していたが、発根率70％という結果であった。成熟した15フィート高の潅木から挿し穂を採取した。８月下旬、3000ppmIBA粉末＋thiram、砂：パーライトで、66％発根した。若い植物体（幼若体）から挿し穂を集めるのが最もよい。
組織培養：外植体はシュートを形成し、最終的に発根した（Plant Physiol.63(5),Abst.756(1979)）。