The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Comptonia peregrina
Sweetfern
種子：困難。5000ppmのジベレリン（GA3）に24時間浸漬して傷つけた種子は、80％発根した。GA3処理して傷つけ処理しなかった種子の発芽率は20％であった。種皮中の抑制物質、おそらくはアブシジン酸が、休眠に関係していると信じられている（参照 Bot.Gaz.137(3):262-268(1976)）。
挿し木：成熟した植物体からの茎挿しはあまり発根しない。根挿しがよく効き、次の処方（PIPPS 24:364）は、究めて簡単である。晩冬〜早春に根を掘りあげ、1/16インチ幅で4インチ長、あるいは3/8から1/2インチ幅で2インチ長、細かい砂：ピート培地、根片を1/2インチ深さに水平に置くと、シュートが発達し、根も増加する。それらをポットに移植できる。若いシュートは、3000ppmのIBA粉末、ミストを使って、容易に発根させられる。３インチかそれ以下の挿し穂が最高である。
組織培養：根は培養されたが、シュートは発達しなかった（Amer.J.Bot.64(4):476-482(1977)）。