The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Cotoneaster dammeri (E)
コトネアスター・ダンメリ
Bearberry Cotoneaster
種子：３カ月間の低温層積がよい発芽をもたらす。秋播きも同じ結果をもたらす。
挿し木：おそらく、発根が最も容易な cotoneaster。年長の筆者は（イリノイでの実験で）、６月〜９月に挿し穂を採取し、1000ppmIBA溶液、ピート：パーライト、ミストで、３週間で100％発根した。アトランタで２月（葉は紫色）に採取したものは、同じ処理で約80％の発根率であった。（ジョージアの）ある生産者は、５月に１ガロンの容器に直接挿し、10月に18〜24インチの植物体を販売している。NAA溶液は、C.dammeriとC.d.'Lowfast'に素晴らしい発根をもたらした。興味深いことに、C.dammeriは高湿度のチャンバー内では83％しか発根しなかった。ニューヨークの生産者は11月挿しを行って、２ガロンの容器栽培で、最初の生長シーズンで、18〜24インチの植物体を得ている。高濃度のIBA（2.33％粉末）は、この種を枯死させた。
培地１ブッシェル当たり４オンスの割合で、18-6-12あるいは14-14-14のOsmocoteを発根培地に加えたが、興味深い結果が観察された。'Skogholm'（８月挿し）は、３週間後の変わらなかったが、５ないし７週間後になると、Osmocote培地の方があきらかに促進された。発根率は同じであったが、Osmocote発根培地では、より大きな根系が形成され新しい芽が動き出した。移植後、Osmocoteを処理した挿し穂は、同じ時期に25％大きく生長していた。
組織培養：茎頂を外植体として、茎頂培養によりシュートが増殖された（HortScience 17:190-191(1982)）。