The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Cupressus arizonica
アリゾナイトスギ
Arizona Cypress
挿し木：発根がすごく簡単な植物ではない。挿し穂を若い親木植物から採るべきである。年長の筆者は、大学内の70年生になる大きな樹木からは１本の挿し穂も発根させられなかった。比較的若い親木（５年生）、３月、ピート：パーライト、5000ppmIBA浸漬で、発根しなかった。
フランスでの研究では、50個のクローンからの挿し穂を2000〜5000ppmIBAで処理し、ピート：砂：パーライトを用いたが、クローンの内の15％のみが良好な発根能力を示した。11月と12月が最もよい月であった。樹木の下部1/3（より若い）からの挿し穂が最もよく発根した。
組織培養：花粉を外植体としてカルスが形成された（Compt.Rend.Acad.Sci.Paris 279D:651-654(1974)）。