The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Daphne odora
(E)
ジンチョウゲ
Fragrant、Winter Daphne
種子：興味深いことに、この種は合衆国においては事実上実をつけない。
挿し木：おそらくは、栽培されているdaphne類の中で最も芳香のするもので、最もポピュラーなものの一つである。不幸なことに、栽培と繁殖の面では神経質なところがある。繁殖の特徴については、Daphneのところで述べたことを参照すること。イングランドにおいては、３インチ長の挿し穂を８月下旬に採ったことを除けば、D.cneorumについて述べたのと同じに発根した。D.collina、D.retusa、D.tanguticaも同じ手順に従う。温室内の親木植物から採った挿し穂は、戸外の植物からの挿し穂の発根率80％に比較して、100％の発根率であった。
組織培養：茎頂と節部分を外植体として、茎頂培養により腋芽性のシュートが形成された（PIPPS 26:330-333(1976):Acta Hort.78:381-388(1977)）。