The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Deutzia
ウツギ属
Deutzia
ブルドッグのような頑固さをもった潅木で、多くの造園家や繁殖家から２級の造園植物としての市民権を与えられている。均整を保つために、２〜３年毎の剪定が必要とされている。白色あるいは赤桃色の花が咲き、鞘状の果実が実る。筆者らの知識によれば、deuziaz類を種から繁殖するものはいない。種子は前処理を必要としない。挿し木が実際的に選択される増殖法である。６月〜７月、茎は緑色であるが少し堅いくらい、低濃度のホルモン処理（1000〜3000ppmのIBA粉末あるいは溶液）、排水のよい培地、ミストで、発根に３〜４週間を要する。発根した挿し穂は容易に移植することができ、、肥培管理により生長し続けるだろう。
熟枝挿しでもうまく発根させられる。ある大きな生産者は親木樹木のﾌﾞﾛｯｸを維持しており、肥培管理し、枝を長く伸ばし、挿し穂を採っているが、ban sawを使ってそれらを８インチ長に切り取り（葉は取り除かず）、秋か春に地表部に１インチを出すように挿す。ホルモンは使用しない。