The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Elliottia racemosa
Georgia-plume、Elliottia
種子：果実は４〜５裂片の裂開性の鞘果（capsule）で、皿の形をした翼のついた種子を含んでいる。健全な種子の割合は僅かにすぎない。発芽を均一にするためには、新鮮な種子に３カ月間の低温層積を与える必要がある。乾燥したあるいは古い種子は二次休眠に入っている可能性があり、どうなるか予測できない。
挿し木：成熟した樹木からは困難（不可能？）。この植物についての記述が、その繁殖についてと同じくらいよくPIPPS 31:436に載っている。根挿しはうまくいく方法である。休眠中の植物（ボストン）から採った４インチ長で3/8インチ直径のものを使い、三月下旬に温室内の床の砂質土壌に1/2インチの深さに埋める。５月中旬頃に複数の芽が現れてくる。この芽を７月初旬に採取し、3000ppmIBA粉末＋thiramあるいは8000ppmIBA粉末＋thiramで処理したところ、非常に速やかに100％発根した。根片は３年間シュートを形成した。秋に休眠するときは、根を低温状態に移し、春に取り出すと、過程が再び始まる。発根したシュートは生存の問題はない。