The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Erica
エリカ属
Heath
種子：ちょうどC.vulgarisで述べたことと同様に取り扱う。
挿し木：常緑潅木の大きなグループで、針葉樹に似た葉と、観賞価値がある白色〜赤色までの花をつける。年間のどの時期でも、開花しているheathがあるように思える。この繁殖は、事実上、Calluna(q.v.)と同一である。７月〜８月、10月から３月にかけてが最もよい時期である。このグループについては密閉挿しを使用するのが最も有効である。年長の筆者は、Erica darleyensisの晩夏の挿し穂を使って、1000ppmIBA溶液、ピート：パーライト、ミストで、５〜６週間で100％発根させた。根系はよくできた。文献の多くは、ホルモン無しでよく発根すると指摘している。一方、低レベル処理がよいこともある。Erica carnea、E.ciliaris、E.cinerea、E.tetralix、そしてE.vagansは容易に発根する。heath類の発根には、ピート１：パーライト１の培地の方が、ピート１：砂１よりも優れているとするイギリスの文献がある。