The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Euonymus alatus
ニシキギ
Winged Euonymus
種子：秋播きか３カ月間の低温層積。韓国でのテストでは、32ﾟFでの１カ月間がよい発芽をもたらした。
挿し木：この種と'Compactus'について、39の文献をチェックしたが、特に見るべきものが２つあった。一般に、この種と'Compactus'は、事実上、葉がついているのなら年間のどの時期でも容易に発根する。６月ｰ７月ｰ８月、４〜６インチ長、頂端の２節に葉をつけ（４枚）、1000〜3000ppmIBA−溶液、ピート：パーライト、ミストで、８週間で90％以上発根した。挿し穂は発根後移植してもよいし、育苗箱にそのままにしてもよい。芽の休眠はかなり深く、対照実験では、90〜100時間の低温（冷房下で40ﾟF）が芽を動かすのに効果があった。これより少ない期間では、頂芽がほころびるか、生長しないかであった。幾つかの報告書が、この種について50〜75％のいろいろな成功率を示している。個人的な経験では、90％以下の成功率にはなり難いと思える。年長の筆者は熟枝挿しについては成功したことがないが、それはできることになっている。