The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Feijoa sellowiana
フェイジョア
Pineapple Guava
種子：あきらかに休眠は存在せず、果肉から取り出した種子を直接播くことができ、それらは発芽するだろう。
挿し木：11月、３節長、頂部の２葉を残し、傷つけ処理、3000ppmIBA溶液、ピート： sawdust（オガクズか?）： pumice： 砂、68ﾟFの底面暖房つきの栽培ベッドという条件であった。挿し穂は平均して10年生の、15の異なったクローンから採られた。約７カ月後に評価して、発根率は４〜76％の範囲であった。一般に発根が親木植物から受ける影響はかなり大きい。クローンの発根能力が発根の成功に影響を及ぼす最も重要な要素であると、その研究者は結論を下した。12月の熟枝挿しはIBA処理で31％発根し、無処理では０％であった。
発表されている文献は、元気づけてくれるものではなく、成功例との関連も薄い。１月の挿し穂、50ppmのIAAへの48時間浸漬処理で、無処理より20％多い発根率であったが、生存個体の絶対数が少なかった。７月〜８月挿しで発根可能である。この植物は第８地域（Zone8：+10〜+20ﾟF）でしばしば障害を受け、ほとんど草本性の宿根草と同じ様に振舞う。柔らかいシュートが発達するが、これはミストの下で緑枝挿しと同様に処理してよいと考えられる。挿し木が好ましい繁殖法であることを、フロリダからの報告書は示している。３〜４インチ長、1/5インチ直径、２葉で、８月に採られた挿し穂は、75％発根した（ホルモンについての言及はない）。親木の基部および中間部からの挿し穂は、各々、87と63％の発根率であった。上部からの挿し穂の発根率は僅か９％であった。