The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Forsythia ×intermedia
（F.viridissima × F.suspensa var.fortunei）
Albanian Forsythia
種子：'Spring Glory'に３カ月間の低温層積処理をしたところ、層積中に幼根が発達した。実際に全ての種子が発芽して、１列にするのも容易だし、花の違いを観察できるだろうが、時間と空間の制限がこの努力を妨げる。
挿し木：５月〜９月挿しで、1000〜3000ppmのIBA粉末か溶液を使用してかなり容易に発根する。ホルモン処理は必要なものではないが、根系の質を対照区に比較してあきらかに向上させる。熟枝挿しでよく発根する。年長の筆者は１月初旬（ジョージア）に熟枝挿しを採取し、1.0％IBA溶液、底面暖房つきの戸外の冷床、ピート：パーライトあるいはバークという条件で、12週間で60％の発根率を得た。１月の挿し穂が最もよく発根した。それらはその後芽を伸ばし、貯蔵栄養分はシュートの伸長に振り分けられた。発根した挿し穂は６インチ容器中のバーク培地に移植され、慣行どおり肥培管理された。それらはとてもよく生長した。
'Arnold Giant'、６月下旬（ウィスコンシン）、パーライト、底面暖房とミスト。６〜７週間で79％の発根が起こった。この栽培品種は発根が困難と見なされているが、最も花芽をつける耐寒性のある品種の一つであり、厳しい冬の後のウィスコンシンのマディソンで豊富に花をつけた、F.ovataと同じ様なものである。
組織培養：'Spectabilis'の長枝の芽を２月、３月に採取し、殺菌し、MS培地上で生長させた。葉（シュート）が形成され、1mg/lNAAと1mg/lBAを添加したMS培地上で培養された。シュートと根が形成され、植物体は土壌に定植された。