The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Gardenia jasminoides
クチナシ
Cape Jasmine
種子：前処理は必要ない。あるテストでは、G.jasminoidesの'Fortuniana'、'Mystery'、そして'Radicans'は、２〜４週間で83、83、そして43％の発芽率であった。
挿し木：容易に発根する。3000ppmのIBA処理がよく効く。６〜７月から３月にかけての挿し穂が使用可能である。実際上、年間のどの時期でも使うことができる。排水のよい培地、ミストあるいは密閉挿しが必要である。発根には３〜６週間を要する。ホルモンは必須ではないが、発根を促進する。４月、無処理で、発根率56％、IBA処理して７〜８週間で88％の発根率であった。栽培品種'Radicans'、'Mystery'、等も容易に発根する。ある報告書は発根した挿し穂を移植するのは難しいとしているが、それは一般的なケースではない。
組織培養：温室内の親木植物の節からの腋芽は、0.3〜1mg/lのBAと1mg/lのIAAによって促進された。1mg/lのIAAと2g/lの活性炭によって、発根が３週間で生じた。植物体は定植され、正常に開花した。
J.Plant Physiol.116(5):389-407(1984)。The Plant Propagator 29(3):13-14(1983)も参照せよ。