The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Gymnocladus dioicus
ケンタッキー・コーヒーノキ
Kentucky Coffeetree
種子：種子は小さなjawbreaker（非常に堅い不透明な飴玉）の大きさであるが、2000倍も堅い。不浸透性の種皮が唯一の発芽を邪魔するものである。ある研究では、０、２、４、８、16、32時間の硫酸溶液処理の結果、各々、7、93、100、95、82、87％の発芽率を得た。２〜４時間の酸処理が理想的で、種子は播かれたとき直ぐに水を吸うようになり、発芽が均一化する。種は雌雄異株で、雌木は大きな皮のような堅い鞘を形成するが、これは晩秋から冬（春）にかけて、時期を違えて落下していく。地面に落ちた鞘を集めて、基本的には、いろいろなタイプの脱穀機を使う。種皮の堅い種子は傷つくことはないだろう。種子を乾燥し、ほとんど無期限に貯蔵することができる。
挿し木：12月から３月にかけてならば、根挿しが有効である。事実上、この樹木を栄養的に繁殖する唯一の効果的な方法である。芽接ぎについの成功例の報告はない。ある育苗家は、coffeetreeを掘りあげるが、穴を満たすほどは無いといっている。まもなく、根／土壌の境の部分に吸枝が出現する。これらのシュートは発根させることが可能である。1/2インチの根片、２〜３インチ長、砂：ピートの中に水平に置くのが最もよいやり方である。