The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Hydrangea quercifolia
カシワバアジサイ
Oakleaf Hydrangea
種子：前処理は必要無く、新鮮な種子は２週間で豊富に発芽する。
挿し木：おそらくは、H.anomala subsp.petiolarisの次に発根が困難な種である。７月、無処理で、発根率10％、4000ppmIBA粉末処理で、５〜６週間で100％であった。この種については越冬が問題になる可能性があり、発根した挿し穂を動かすべきではない。５月、６月、７月、頂芽挿し（おそらくは葉面積を減らした方がよい）、3000〜5000ppmのIBA粉末か溶液、排水のよい培地、ミストというのが最高の処方箋である。
根挿し、２月〜３月、1/4インチ×２インチ長、ポットに垂直に入れ、ガラス温室内（できればポリによる密閉状態がよい）に置く。
幾つかの美しい栽培品種が知られ、それらは茎挿しか根挿しで繁殖しなければならない。年長の筆者は、5000ppmのK-IBAを用い、６月初旬の頂芽挿し、パーライト単用あるいはパーライト：ピート、ミスト、ガラス温室内で100％成功した。挿し穂を移植し、オスモコート18-6-12を与えて、生長を続けさせた。