The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Ilex decidua
Possumhaw
種子：忍耐。Ilexの項で述べたことに従う。
挿し木：この種は落葉性の種で、発根が特に容易というわけではない。そして、２人の大きな栽培者が、繁殖を成功させるための２つの表面上は相対する方法を述べている。７月初旬（南部インディアナ）の新梢が硬化し始めたときに採取。材の成熟度による特性の違いは大きい。５〜６インチ長、7500ppmIBA溶液、育苗箱中のピート：ポリスチレン、ガラス温室、ミストという条件で、４〜６週間で発根し始めた。発根した挿し穂は、２1/2ピートポットに移植することができ、ミストとフォグを組み合わせたポリハウスの中に移動し、33〜35ﾟFで越冬させる。シーズンが変わったら植物を簾の下に移動し、３年目に戸外に定植する。
別の方法では、２〜３回霜に会った後、あるいは10月中旬（南部イリノイ）の、８〜10インチの挿し穂を使い、葉は取り除き、8000ppmIBA粉末、ピート：パーライト、72〜75ﾟFの底面暖房、ポリハウスの中で、ポリテントで密閉した挿し床という条件で、４〜６週間で発根が始まった。根の伸長はゆっくりで、同時に頂部の伸長も起こった。もしあまりに遅く挿し穂を採ると、発根以前に頂部の伸長が始まってしまい、みんな死んでしまう。植物体はその挿し床に４月〜５月までそのままにし、それから、１ガロンの容器にバーク５：砂１の培地を入れたものに移植し、肥培管理する。
全ての栽培品種の発根の難易度が同じわけではないので、（黄色い果実をつける）'Byer's Golden'は、発根した I.deciduaを接ぎ木台にしたりする。培地の効果をテストするために行われた研究では、ピート：パーライトが砂、バーク、あるいはそれらの組み合わせより優れていた。興味深いことに、黄色い果実を結ぶ品種は、8000ppmIBA粉末＋thiram処理で100％発根した。