The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Ilex glabra
Inkberry
種子：他種と同じ扱いであるが、この種はより早く発芽するかもしれない。新鮮な種子の発芽率は57％であった。層積処理は発芽率を減少させた。
挿し木：発根に必要なことは、I.cornutaとI.crenataによく似ている。年長の筆者は、堅い材を使って、1000ppmIBA溶液、ピート：パーライト、ミストという条件で、90〜100％の発根率を得た。ある育苗家は、この種を、８月下旬から11月上旬にかけて、かなりうまく発根させている。つまり、挿し穂を採るのは、材が堅くなるまで待てということである。発根した挿し穂は、２シーズン目頃には、高さ12〜15（18）フィートまでなるに違いない。年長の筆者は、この種の堅い材を使うことで、７月から３月にかけて、うまく発根させてきた。アラバマ、砂、ミストで、０、3000ppmIBA粉末、8000ppmIBA粉末あるいはChloromoneの各処理で、各々の発根率は、41、96、95、そして86％であった。8000ppmIBA粉末処理で、根系が最も充実した。