The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Ilex verticillata
ウィンターベリー
Common Winterberry
種子：年長の筆者は、３カ月間の低温層積処理を与えて、23％の発芽率を得た。後の実験で同じ処理をしたが発芽しなかった。５カ月間の暖温／３カ月間の低温層積は、発芽率74％をもたらした。
挿し木：おそらくは、落葉性のhollyでは最も発根が容易である。もし、I.amelanchier、I.laevigata、I.longipes、I.montanaそして他の品種についての最もよい方法に関して疑っているならば、ここで述べられる方針に従うとよい。６月〜７月採取、頂芽挿し、1000ppmのIBA溶液、ピート：パーライト、ミストの条件で、６〜８週間で90〜100％の発根率を得るという大成功を、年長の筆者は納めたことがある。６月（インディアナ）のI.deciduaの挿し穂に対して用いたのと同じ手順を、この種の栽培品種に用いて成功する。それらの品種の６月挿しを使って、10〜30インチの植物体を期待することができる。２年間で多くの果実をつけ、よく分枝した植物は、すでに販売することができる。緑枝挿しと熟枝挿しについての決定的な研究がある（PIPPS 24:454）。熟枝挿しの発根率は約14％であった。６月中旬の挿し穂は、ピートで82％、ピート：砂で67％の発根率であった。7500ppmのIBA粉末処理が最も促進した。ミストと密閉挿しの効果は同じであった。