The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Koelreuteria paniculata
モクゲンジ
Panicled Goldenraintree
種子：１時間の硫酸処理の後、播種して、１カ月〜２カ月間の低温層積を与える。最初の処理した種子は、113日で発芽した。低温状態の種子が、袋の中で発芽した。（幾つかの文献にあるように）種子が２重休眠に陥っているとは、年長の筆者は信じていない。種皮を浸透性にすると、発芽が見られるようになるだろう。PIPPS中の初期の論文では、30分間の硫酸浸漬に続いての、78日間の低温層積処理が、他の処理に優れると報告されている。機械的な硬実処理に続いての３カ月間の低温層積処理が、播種後10日目で、91％の発芽率をもたらした。胚はいろいろな段階の成熟度にあり、それゆえ、種子が単に硬実処理されただけでは、発芽率は定まらない（不均一）と、言われている。層積期間は胚を発達させる役目を担っている（The Plant Propagator 25(2):6-8(1979)）。'September'は遅咲き（８月〜９月）の元気よく生長する品種であるが、大部分、種子からで大丈夫である。
挿し木：２月〜３月、根挿しについて述べたように取り扱う。根からシュートが発達する。Albizia julibrissinについて述べたことが効果的である。