The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Kolkwitzia amabilis
Beautybush
種子：剛毛の鞘果で、９月〜10月に採取し、乾燥して種子を取り出す。新鮮な種子をすぐに播けばまもなく発芽してくるので、前処理は必要ない。
挿し木：５月下旬〜６月上旬（ニューヨーク）、軽いホルモン処理、排水のよい培地で、発根率がよい。多数の栽培者が、夏の数カ月間にミストを使って、戸外のベッドで、beautybushを発根させている。ある栽培者は、６月中旬（ニューヨーク）後に採った挿し穂はカルスを形成し、発根は数本であったと報告している。多くの場合、ホルモン処理がカルス形成を圧制して、よい発根率をもたらす。幾人かの栽培者が挿し穂材は柔らかくあるべきであるという。６月下旬（ミズリー）、寒冷紗下のミストで、発根率は50％であったことは、挿し穂の採取が遅すぎたという注意である。発根には３〜５週間を要する。ある栽培者は、新梢が挿し穂（３〜４インチ長）として十分に伸長したときに採取している。６月、無処理で、発根率４％、80ppmのIBAへの10時間浸漬で92％の発根率であった。７月、無処理では発根せず、60〜100ppmのIBAへの４時間浸漬で、100％発根した。10月の挿し穂、無処理でもIBA処理でもよく発根しなかった。この種では、熟枝挿しは、営利的にはうまくいかないということである。