The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Lavandula angustifolia
ラベンダー
Common Lavender
種子：前処理は必要無いが、ある育苗家は播種前に低温期間（長さは分からない）を与えて２月初旬に発芽させた（ニューヨーク）。年長の筆者は前処理無しでかなりうまく発芽させてきている。種子を200ppmのGA3に浸漬し、50ないし68ﾟFに16時間、86ﾟFに８時間保つと、発芽率は90％以上であった。
挿し木：イングランドにおいて、晩夏、半熟枝挿しは、砂：ピート：畑土の戸外の冷床で発根した。特別な処理を挿し穂に与えることはない。６月（アイルランド）、戸外の冷床では、３〜４週間で100％発根した。夏挿しは、処理無しで砂中で速やかに発根した。年長の筆者は発根ベンチにおける過湿が問題であると言う。発根過程中は、周りを乾燥状態にするのがベストである。ある研究では、150ppmでのIBAへの浸漬が、２つの栽培品種を無処理の場合に比較して、35と20％向上させた。
組織培養：参照 Ann.Bot.45:361-362(1980)。