The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Magnolia acuminata
キモクレン
American Cucumber Tree or Cucumber Tree Magnolia
種子：Magnolia acuminataは、北アメリカでは接ぎ木の台木として広く用いられている。このmagnoliaは普通、自分自身の花粉については自家不和合性で、単独木では滅多に結実しないが、自家和合性のクローンが知られている。種子を洗浄して乾燥し、32〜41ﾟFで１年間以上貯蔵することができる。洗浄した種子の１ポンドは、約5,000粒を含む。Magnolia acuminataには胚休眠があるが、これは３カ月間の32〜41ﾟFでの湿潤層積で克服できる。発芽率は様々であるが、80％は可能である。新鮮な洗浄された種子の発芽率は17％、３〜４カ月間の低温層積後で73％である。秋播きと春播き（層積後の）が、育苗業界では実際的である。発芽後、最初の夏に、実生苗は1/2の遮光を必要とする。実生苗の生長は速く、見栄えのよい小樹木になる（Arnoldia 41(2):36(1981)）。