The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Magnolia virginiana
ヒメタイサンボク
Sweetbay Magnolia
種子：１ポンドの種子は平均して7,500粒を含んでいる。１〜２カ月間の低温層積（35〜41ﾟF）で、80％の発芽率が普通である（Arnoldia 41(2):36(1981)）。
２つの変種がある。(1)virginiana−これは、大きな落葉性で、自分自身の花粉との相性がかなりよい。そして、(2)australis−これは、少し常緑性で、自身の花粉とは不和合性である。M.virginianaは、M.grandiflora、M.obovata（hypoleuca）、M.macrophylla、そしてM.tripetalaと交雑すると報告されている。McDanielは、'Havenei'と'Mayer'を、よい種子の供給源として推奨している。'Havenei'は、M.grandifloraかM.macrophyllaと交配すると、無配生殖種子（apomictic seed）を形成する（PIPPS 20:199(1970)）。 挿し木：若い樹木からよく発根するが、しかしながら、成熟するにつれて発根反応は低下する。６月初旬の緑枝挿し、5000〜8000ppmIBA粉末、ピート：パーライト（1:1、v/v）で、発根率は64％以上であった。時期とホルモンについては計算する必要がある。成熟した樹木からの挿し穂は容易に発根しない（The Plant Propagator 30(4):11(1984)）。