The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Ostrya virginiana
American Hophprnbeam
種子：尾状花序（catkin）で、（ホップの形状の）小さな鞘の中に、小堅果（nutlet）が含まれる。色が淡い緑褐色になった時に採種する。完全に熟すと、球果（strobile）が離れ落ちるので、ふるい分け（スクリーニング）によって種子をもみ殻（chaff）から分離する。10ポンドの果実から、大体２ポンドの種子を得ることができ、１ポンド当たり約30,000粒である。種子には休眠があり、これを打破するのは困難である。ある研究では、採種後ただちに播かれた種子は発芽せず、３ヶ月間の低温層積処理で発芽率２％、３ヶ月間の暖温処理の後、３、４および５ヶ月間の低温層積処理を行って、各々、81、92、および92％の発芽率であった。営利栽培では、採種後すぐに秋播きするか、暖温と低温層積処理を行った後で、春に移植する。
未熟なうちに採られた種子が100％発芽したという報告がある。内乳（endosperm）が粉状段階（mealy stage）になりつつある時、そして種皮が堅くなる前に、採種して播くとよい（アイオワのDesMoinesでは８月中旬）。（Amer.Nurseryman 76(11):22(1940))