The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Phellodendron amurense
キハダ
Amur Corktree
種子：黒色の1/3〜1/2インチ直径の核果が、秋の落葉の後も樹木についたまま残っている。果実をﾏｾﾚｰﾄして果肉を取り除き、播種までは種子を乾燥貯蔵するべきである。洗浄した種子の粒数は、１ポンドあたり26,800〜48,000と幅がある。種子は前処理無しで発芽し、もし戸内に播くのなら、晩冬あるいは早春に播くと、日が長くなるのともなって発芽するだろう。晩秋か春に戸外に播種することもできる。種子がある期間貯蔵されていたならば、２カ月間の低温層積処理が有効である（Arnoldia 14:25(1954)）。
挿し木：Amur corktreeは根挿しで繁殖することができる。秋に掘り出して、冬の間は湿った砂かsphagnumの中に貯蔵する。７月の踵挿しが発根したという報告がある。詳細はあきらかでない。