The Reference Manual of Woody Plant Propagation
From Seed to Tissue Culture
Encyclopedia
木本性植物の繁殖マニュアル＿種子繁殖から組織培養まで
繁殖事典
Pinus mugo
モンタナマツ
Mugo Pine
種子：未成熟な毬果は薄青紫色であり、熟すと黄褐色から暗褐色に変色する。10月に毬果が熟し、11月と12月に種子の剥離が起こる。熟した毬果が開くために、120ﾟFで48時間の炉での乾燥が必要である。Mugo pineの洗浄した種子１ポンドは平均して69,000粒であり、種子は５年間貯蔵することができる。新鮮な種子も、貯蔵した種子も発芽のための前処理を必要とせず、45〜80％の発芽能力が報告されている。
Mugo pineの生長特性は、かなり多様なものがある。最もコンパクトで、最も生長が遅い植物については、中央ヨーロッパの高いTyrolean Alpsで生長している真性の矮性樹木（潅木）から採取した種子を手に入れること。
挿し木：ある研究では、Pinus mugo var.mugo、６月初旬（コネティカット）、８年生以下の若い植物体からの当年枝で、針葉が1/2〜3/4の長さになった時、ピート：粗い砂（1:1、v/v）、IBA＋ベンレート（8000ppmのIBA粉末１に対して、５％のベンレート１）、プラスチックの覆いとミスト、という条件で、６〜８週間で74％発根した（The Plant Propagator 22(3):9(1976);PIPPS 30:372(1980);HortScience 9:350(1974),12:270(1979)）。